アンギラ

アンギラでの暮らし

Iyna Bort Caruso

アンギラは、これぞまさにカリブ海、と言う体験を望む人々に格好の地です。ジャンボジェットや巨大なクルーズ船も来なければ、カジノもありません。そして、人の群れも。小アンティル諸島の一角、セントマーチン島からフェリーで約 20 分の距離に位置するこの島では、くつろぎを重視した、質の高い生活が繰り広げられています。

セレブはプライベートな離島的リゾート感覚を楽しみ、住宅バイヤーにとっては住人ステータスに付く有利な税制措置が嬉しい点です。イギリス領のこの島は、人口こそニューヨークヤンキーズ球場に収まってしまうほどの規模ですが、観光業と金融業によって経済は活性化されています。

島は30 分もあれば横断できてしまいます。全長わずか 16 マイル、幅は最も広い部分でも 3 マイルという小さな島面積の中に、白砂ビーチが 33箇所もあり、どこにいても絶景が目の前に広がると言っても過言ではありません。

あるものは極小、あるものは目を見張るほど広大、そしてあるものは僻遠にありますが、いずれのビーチもアンギラが誇る至高の資産と考えられています。世界のトップランキングの中で頻繁に名前が挙がるショールベイビーチは、沖合の岩礁というボーナス付きで、ダイビングやスノーケリングの熱狂者にとって魅力のスポットです。

海外からの不動産バイヤーのうち、出生、婚姻、家系に基づくアンギラとつながりを持たない、非現地人(non-belonger)ステータスの人々がアンギラで不動産を購入するには、外国人土地所有許可(Alien Land Holding License)が必要です。岩がちな海岸沿いの物件は規制されていませんが、ビーチフロントの物件には規制があります。

近年、アンギラ西部はこれまでにない規模で開発が進められ、島随一のチャンピオンシップゴルフコースと、特別な高級リゾートとエステートもこの地域にあります。

アンギラの伝統的な西インド諸島風建築は、地中海風とムーア式とモダンな住宅スタイルとの折衷を経て今に至ります。ゲートで囲まれたバカンス用住宅、周囲の自然美を取り入れて建造された別荘、そしてコンクリート、御影石、大理石を駆使して建てられた壮麗な家屋は、エレガントなオープンスペースとの融合に工夫が施されています。それもそのはず。晴天が多く、平均気温が 80F(約 27℃)という環境では、人々は屋外でのトロピカル生活を楽しむ時間が長く、美しくランドスケープされた敷地の中で、バルコニーやテラスを一年中フル活用しています。